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推計事業所紹介

推計事業所データの特長

特長1
経済センサスの代替えとして利用可能 ※

タウンページデータをベースとした産業分類別事業所数の増減傾向を直近の経済センサスに反映した上で、別途モデル式で算出した理想値に収束するように調整(IPF法 *)した当社オリジナルの推計事業所データとなります。事業所数・従業者数データを毎年推計処理を行っているため、経済センサスの5年に1度の更新と比較して、情報鮮度が高い事業所データとしてご利用できます。
※当データの指標一覧については「NSCデータベース製品 項目一覧」をご参照下さい。
*産業分類別事業所数の増減傾向には、特殊要因(固定電話離れ≒電話帳への掲載取り消し)などが含まれているため、IPF法を用いて理想値への補正作業を行っています。

特長2
毎年更新による最新データのご提供

当データは毎年更新されますので、足元の変化や任意の期間での時系列分析に適しています。
全国どの地域でもご提供することができるため、お客様のニーズに応じた分析に対応可能です。

特長3
様々なデータ区分でのご提供

当データは国土地理協会の11桁コードに準拠した「NSCStandard版」をはじめ、国勢調査の地域区界に対応した「国勢調査地図版」、国が作成する地域メッシュに準拠した「メッシュ版」など様々な小地域区分でご提供できます。

 GISによる活用事例

下図は大阪府堺市美原区周辺の飲食店数の変化を直近と前期のデータで表したものです。
前期と比べ、直近時点で飲食店数が増加しているエリアは赤色、逆に減少しているエリアは青色で表現されています。

図1の推計事業所データと図2の経済センサスを比較して、結果に大きな変化がある地域を赤円で示しています。
このあたりは以前までは田畑が広がる平野でしたが、最近、大型ショッピングモールが開業されたことによって、飲食店数も大幅に増加したのではないかと推測できます。

このように経済センサスでは把握できない、それ以降の市場動向を当社の推計事業所データで把握することが出来るため、高鮮度データを利用することは、分析において重要な要素の1つだと言えます。

図1:推計事業所データによる1年間の飲食店増減数(2023年-2022年)
図2:経済センサスによる5年間の飲食店増減数(2021年-2016年)

※データの更新頻度は当社の推計事業所データは毎年、経済センサスは5年毎となっています。